大津市歴史博物館

収蔵品・データベース

指定名称

紙本墨画淡彩楼閣山水図

よみ しほんぼくがたんさいろうかくさんすいず

地区 滋賀
所有者 近江神宮
所在地 大津市神宮町
時代 江戸
分野 絵画
指定区分 重要文化財
右隻に春の西湖、左隻に秋の金山寺を描く。 共に、中国・宋時代の詩人蘇東坡ゆかりの画題で、雪舟流の画人が好んで描いているが、江戸時代中期には古典画題となってしまい当時の京都画壇でもあまり描かれていない。作者曾我蕭白は、個性の強い筆法で名声を博した江戸時代中期の絵師。本図は、室町水墨画めいた雲谷派の作例を意識しながら、蕭白独特の造形感覚と表現効果が計算された描写力によって、幻想的な山水図となっている。落款から、蕭白40代初めの作品と考えられる。