大津市歴史博物館

大津の文化財

指定名称

木造如意輪観音半跏像

よみ もくぞうにょいりんかんのんはんかぞう

地区 石山
所有者 石山寺
所在地 大津市石山寺一丁目
時代 平安
分野 彫刻
指定区分 重要文化財
石山寺の本尊として安置される丈六像。奈良時代の天平宝字6年(762)に造立された塑像が承暦2年(1708)に焼失した後、木彫によって再興されたものとみられる。作者は定かでないが、京都で活躍した当時有数の仏師の手になろう。六臂で右膝を立てて坐す通常の如意輪観音像と異なり、二臂で岩上の蓮華に坐し、左脚を下げる像容である。だし奈良時代にはたんに観音とされていたものが、平安時代に当寺が真言密教寺院となる過程で、如意輪観音として礼拝されたと考えられる。