大津市歴史博物館

お知らせ

ミニ企画展
「大津・戦争・市民」
平成15年7月23日(水)〜8月31日(日)

概要

 大津と聞いてすぐにイメージするのは、琵琶湖、近江八景など、観光に関した言葉ではないでしょうか。しかし、今から60年程前まで、大津市は「軍都」としての顔を持っていました。昭和期には、大津連隊区司令部・大津海軍航空隊・滋賀海軍航空隊・陸軍少年飛行兵学校など、軍の関係施設が市内各地に設置されていました。また、かなりさかのぼりますが、明治8年(1875)には、陸軍歩兵第九連隊も、別所(現御陵町)の地に駐屯しました。本展では、それら「軍都」としての大津の歴史を、九連隊兵士の従軍の模様や、戦時下の市民生活などに焦点をあてながら、資料や写真によって紹介します。

主な展示予定資料
・「征露戦役従軍日記」他日露戦争資料            個人蔵
   従軍日記・戦地からの手紙(征露年号)・凱旋記念朱塗盃・金鵄勲章及び勲記ほか
・陸軍歩兵第九連隊兵営写真 明治末年           本館蔵
・陸軍歩兵第九連隊第三大隊軍隊生活実写絵ハガキ    本館蔵
・戦意高揚映画チラシ及びプログラム              本館蔵
・軍隊手帳                                   本館蔵
・戦時下代用生活用具                         本館蔵ほか
・戦時中教育紙芝居                           本館蔵ほか
・戦時中町内会回覧ビラ及び衣料切符             個人蔵
・大日本国防婦人会膳所分会旗                 個人蔵
・瀬田国民学校絵日記                         個人蔵
・防空演習指令ビラ                            個人蔵
・大津連隊区司令部公印                       個人蔵
・防空演習紙芝居                             個人蔵

休館日 月曜日