■展示概要■
大津市は、文化財の保有件数が、京都市、奈良市に次いで第三位と多く、それらは、先人から大切に受け継がれてきたものばかりです。これら貴重な文化遺産ともいうべき文化財を、良好なかたちで後世に伝えるため、保存のための修復が定期的に実施されています。本展では、市内所在の国・県・市指定文化財のうち、近年、保存のための修復が完了した文化財を、絵画・彫刻・工芸・古文書の各分野から公開するとともに、その工程を写真パネルで紹介することで、文化財への理解をより深めようとするものです。
■主な展示資料■
●国 宝 越中国官倉納穀交替記残巻 石山寺蔵
●国 宝 周防国玖珂郡玖珂郷延喜八年戸籍残巻 石山寺蔵
●重要文化財
絹本著色不動明王二童子像 明王院蔵
●重要文化財
四宮祭月宮殿山飾毛綴 上京町月宮会蔵
●県指定文化財 木造聖観音立像 九品寺蔵
●市指定文化財 絹本著色不動明王像 個人蔵
●市指定文化財 法光寺境内絵図法光寺蔵
●市指定文化財 木造狛犬 若松神社蔵
常設展示のチケットでご観覧いただけます。
観覧料 | 一般400円(320円) 高大生300円(240円) 小中生200円(160円) ※( )内は団体・前売料金。市内在住の65歳以上の方・障害者の方は無料 |
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期間中の休館日 | 5/7.13.20.27、6/3 |