大津市歴史博物館

展示・イベント

平成10年度


市制100周年記念企画展
大津の鉄道百科展
平成10年8月4日〜8月30日

 明治13年(1880)大津〜京都間に東海道線が開通、大津に初めて鉄道が走った。これは初めて日本人のみによって行なわれた、日本鉄道技術史上、画期的な工事である。その後、京津電気軌道や大津電車軌道(現在の京阪電鉄京津線・石坂線)、江若鉄道、比叡山坂本ケーブルなど、大津に次々と鉄道が敷設された。
  本展では、人々に親しまれてきた大津の鉄道のあゆみを、貴重な風景写真や映像、当時の沿線地図などの関連資料によって振り返った。

市制100周年記念特別展
家族の一世紀
平成10年9月30日〜11月15日

 明治31年の市制施行以来、市民の生活スタイルや市域の景観は大きな変化をみせた。本展では、明治30年代の家庭電化の時期に焦点を当て、市民生活の変化を、懐かしい電化製品などを展示することで振り返るとともに、市制施行以来の景観の変化を、古写真や資料、地図などによって紹介した。

第2回新収蔵品展
近世・近代にみる琵琶湖と大津
平成11年3月14日〜3月28日

 本館は開館9年目を迎え、現在まで数多くの資料を収集してきた。その中には、これまでお披露目をする機会の無かった興味深い作品や資料も多く含まれている。本展はそれらのうちから、琵琶湖の風光を描いたもの、及び地元ゆかりの画人たちの作品を選び、注目すべき近世・近代の絵画、約40点を紹介した。