大津市歴史博物館

展示・イベント

平成17年度-土曜講座-

平成17年4月

企画展関連講座(第322回土曜講座)
湖西地域の官衙遺跡 講師:葛原 秀雄(高島市教育委員会文化財保護課専門員)
平成17年4月9日(土) 13:30〜

古代官道の北陸道が通過した湖西地域からは、官衙的色彩の強い遺跡が多数発見されています。奈良時代の日置前遺跡(高島市今津町)や平安時代の鴨遺跡(高島市鴨)など、高島郡郡衙推定値を中心に官衙遺跡を紹介します。

ミニ企画展関連講座(第323回土曜講座)
古文書に親しむ22 観音巡礼記を読む 講師:樋爪 修(本館学芸員)
平成17年4月30日(土) 13:30〜

江戸時代、庶民の旅の流行とともに、娯楽も兼ねた観音巡礼が盛んに行なわれました。講座では『西国巡礼細見大全』をテキストに、信仰から観光へと変化する旅の風俗を紹介します。

平成17年5月

第324回土曜講座
大津の聖教について 講師:宇都宮 啓吾(大谷女子大学文学部助教授)
平成17年5月7日(土) 13:30〜

日本仏教文化のひとつ大津には、多くの仏教経典・聖教が伝来しています。講座では、国語学の見地から、石山寺や三井寺、延暦寺の著名なものをはじめ、西教寺や明王院など、近年の調査で判明した最新成果を踏まえ、聖教の歴史について紹介します。

ミニ企画展関連講座(第325回土曜講座)
観音信仰と西国巡礼 講師:福家 英明(園城寺長臈)
平成17年5月21日(土) 13:30〜

園城寺境内に位置する観音堂は、西国三十三所観音巡礼第14番札所で、現在も多くの参拝者を迎える霊場です。この三井寺を中心に、西国巡礼の歴史と現在の様子を、観音信仰の歴史と関連させて紹介します。

ミニ企画展関連講座(第326回土曜講座)
三井寺の版木 講師:和田 光生(本館学芸員)
平成17年5月28日(土) 13:30〜

園城寺には、お寺が配布した様々な印刷物の版木が残されています。また、使用実態は不明ですが、葬儀の際に死者をおおう「曳覆曼荼羅」など、貴重な版木も含まれています。こうした版木から見た園城寺への信仰を考えます。

平成17年6月

第327回土曜講座
近江の仏像11 馬頭観音 講師:片山 寛明(MIHO MUSEUM学芸部長)
平成17年6月4日(土) 13:30〜

関東以北に石造遺品が多い馬頭観音ですが、関西以西には石造遺品は少なく、京都や滋賀にも仏像はごく少数しか伝わっていません。わが国民俗信仰の姿と仏教本来の姿、おびただしい石造遺品と希少な仏像。講座では、わが国の馬頭観音信仰の謎にせまります。

第328回土曜講座
近江の仏像12 蔵王権現 講師:藤岡 穣(大阪大学大学院文学研究課助教授)
平成17年6月11日(土) 13:30〜

石山寺には、千年の解体修理で奈良時代の心木の存在が確認された蔵王権現が安置されています。講座ではこの石山寺蔵王権現像を中心に、後に修験道の本尊として信仰をあつめた蔵王権現像の成立と展開について考察します。

平成17年7月

第328回土曜講座(ミニ企画展関連講座)
鴟尾学入門 講師:大脇 清(近畿大学文芸学部文化学科教授)
平成17年7月30日(土) 13:30〜

関東以北に石造遺品が多い馬頭観音ですが、関西以西には石造遺品は少なく、京都や滋賀にも仏像はごく少数しか伝わっていません。わが国民俗信仰の姿と仏教本来の姿、おびただしい石造遺品と希少な仏像。講座では、わが国の馬頭観音信仰の謎にせまります。

平成17年8月

第329回土曜講座(ミニ企画展関連講座)
調べてびっくり! 窯の中から4基の鴟尾発見 講師:田中久雄(歴史博物館文化財保護課主査)
平成17年8月27日(土) 13:30〜

大津市一里山三丁目にある山ノ神遺跡は、7世紀中頃から後半の土器などを焼いてた窯跡です。平成13年度〜平成15年度の発掘調査により土器以外に、古代の寺や宮殿の大棟両端を飾る鴟尾を4基焼こうとしていたことが判りました。今回、調査時のスライドなどを交えて判り易く遺跡の最新情報をお届けします。

平成17年9月

第330回土曜講座(ミニ企画展関連講座)
古代近江の生産遺跡を探る
 -考古資料から見た古代近江を支えた生産遺跡の実態とその評価-
講師:小竹森直子((財)滋賀県文化財保護協会調査整理課主任)

平成17年9月3日(土) 13:30〜

大津宮や近江国庁が置かれた古代において、湖国近江が「製鉄王国」であったことはご存知でしょうか? 新たに生産遺跡として史跡指定された瀬田丘陵地域を中心に、発掘調査の成果からその実態を紹介し、その意味について考えます。

第331回土曜講座(古文書講座)
古文書に親しむ23 八所神社の山論文書を読む 講師:中森 洋(歴史博物館文化財保護課長)
平成17年9月10日(土) 13:30〜

八所神社に伝わる葛川荘と伊香立荘との山境相論文書を講読し、鎌倉時代末期から江戸時代初期の村落社会の一面を探ります。

第332回土曜講座(ミニ企画展関連講座)
長浜曳山祭と町衆のいま 講師:秀平文忠(市立長浜城歴史博物館主任学芸員)
平成17年9月24日(土) 13:30〜

大津祭とともに湖国を代表する曳山祭礼として著名な長浜曳山祭の多彩な祭礼行事と、現在の町を支える「山組(やまぐみ)」とよばれる町衆組織の特色を紹介します。

平成17年10月

第334回土曜講座
広瀬宰平と伊庭貞剛の足跡(展示解説) 講師:樋爪 修(本館学芸員)
平成17年10月1日(土) 13:30〜

環境の時代といわれる21世紀。しかし、およそ100年前、別子銅山(現:愛媛県新居浜市)において、環境問題に真正面から取り組んだ実業家がいた!
その2人、広瀬宰平と伊庭貞剛の生涯をあますところなく解説します。

第335回土曜講座
《第1回》住友活機園(重文旧伊庭家住宅)見学会
※両日とも内容は同じです。お申込みはいずれか一方のみでお願いします。

平成17年10月8日(土) 13:30〜

住友活機園は、伊庭貞剛が余生を過ごした邸宅です。洋館と和館からなり、明治時代後期を代表する近代建築として重要文化財に指定されています。

第336回土曜講座
《第2回》住友活機園(重文旧伊庭家住宅)見学会
※両日とも内容は同じです。お申込みはいずれか一方のみでお願いします。

平成17年10月15日(土) 13:30〜

住友活機園は、伊庭貞剛が余生を過ごした邸宅です。洋館と和館からなり、明治時代後期を代表する近代建築として重要文化財に指定されています。

第337回土曜講座
古文書に親しむ24 伊庭貞剛宛書簡を読む 講師:樋爪 修(本館学芸員)
平成17年10月22日(土) 13:30〜

ボストン美術館東洋部長を務めた岡倉天心や、滋賀県令籠手田安定らが、伊庭貞剛に宛てた書簡をテキストに使用します。いずれも難読な文字ですが、各人のユニークな筆跡を見るだけでも楽しいと思います。

開館15周年特別企画
地域と博物館 -大津市歴史博物館の使命-
平成17年10月29日(土) 13:30〜

パネリスト
上原恵美(京都橘大学教授・県立びわ湖ホール館長)
木村至宏(成安造形大学学長・大津市歴史博物館顧問)
松浦俊和(大津市歴史博物館館長)

平成17年11月

第338回土曜講座
天平時代の塑像について 講師:寺島 典人(本館学芸員)
平成17年11月19日(土) 13:30〜

天平時代に流行した塑像について、全国の著名な伝世品や最近の発掘調査により発見された遺品などを紹介し、唐(中国)から直接輸入された造像の最新技術についてみてゆきます。

第339回土曜講座
滋賀県のカナダ移民 講師:小林 隆(彦根市教育委員会彦根市史編さん室係長)
平成17年11月26日(土) 13:30〜

明治時代の中頃から昭和時代の初めにかけて、滋賀県から多くの人たちが海を越えてカナダに渡りました。滋賀県からの移民がカナダでどのような生活を送ったのか、どのような歴史をたどったのかを紹介します。

平成17年12月

第340回土曜講座
近世酒井神社・両社神社の年中行事 講師:和田 光生(本館学芸員)
平成17年12月3日(土) 13:30〜

おこぼまつりをはじめ、酒井神社・両社神社で行なわれていた江戸時代の年中行事を紹介します。

平成18年1月

第341回土曜講座(ミニ企画展関連講座)
瓦礫も宝 講師:青山 均(本館学芸員)
平成18年1月14日(土) 13:30〜

価値の無いもののたとえに使われる「瓦礫(がれき)」。その価値について考古学の立場から皆さんと一緒に考えてみます。

第342回土曜講座
古文書に親しむ25 漢詩文の読解6 講師:伊東 宗裕(京都市歴史資料館歴史調査担当課長)
平成18年1月21日(土) 13:30〜

大津の歴史にゆかりの深い漢詩文をテキストに選んで、わかりやすく解説します。


平成18年2月

第343回土曜講座
『琵琶湖周航の歌』を生んだ高島市の風景
  〜旧三羊館写真コレクションから〜  講師:山本 晃子(高島市教育委員会文化財課主査)

平成18年2月4日(土) 13:30〜

大正6年に今津港近くの旅館で初めて披露されたという「琵琶湖周航の歌」。この歌の誕生の周辺と、当時から昭和初期にかけての高島市の風景を、3万枚を超える古写真を伝える旧三羊館写真コレクションから紹介します。

第344回土曜講座(ミニ企画展関連講座)
近世三井寺の瓦と瓦師 講師:福家俊彦(三井寺執事)
平成18年2月11日(祝・土) 13:30〜

三井寺に残された瓦と、それにまつわる松本村瓦師の動向を紹介します。

第345回土曜講座
古文書から探る織田信長像 講師:高木叙子(滋賀県立安土城考古博物館学芸員)
平成18年2月18日(土) 13:30〜

小説やドラマではドラマティックで激しい人物として描かれる信長ですが、これらはかなり誇張・歪曲されたものです。この講座では、信長が実際に出した古文書の形や内容から、より深い「信長像」を考えます。

第346回土曜講座(ミニ企画展関連講座)
大津の古代瓦 講師:福田 敬 (歴史博物館文化財保護課主査)
平成18年2月25日(土) 13:30〜

軒先に葺かれる瓦の文様には、様々な種類のものがあります。文様を詳しく観察することにより何がわかるのか。大津の古代瓦の特徴を、衣川廃寺をはじめとする市内遺跡発掘調査出土品を中心にみてゆきます。


平成18年3月

企画展記念講演会(第347回土曜講座)
大津絵の世界−教えと心− 講師:高橋 松山(大津絵師四代目松山・大津市指定無形文化財)
平成18年3月11(土)13:30〜15:00

画題に込められたさまざまな教訓をはじめ、現代にも通じる大津絵の心を大津絵師の立場から読み解き、その技法についても解説します。

第348回土曜講座(企画展関連講座)
大津絵を楽しむ鑑賞講座 講師:横谷 賢一郎 (本館学芸員)
平成18年3月18日(土) 13:30〜15:00

初期の神仏画からユーモアと風刺にあふれた馴染み深い作品、そして大津絵を題材にした近世・近代作家の作品など、さまざま角度から大津絵とその魅力を解説します。




平成17年度-歴史教室-

平成17年4月

ふるさと大津歴史教室
近江国府と瀬田唐橋
平成17年4月16日(土) 徒歩半日 (午後)

近江国庁関連遺跡を中心に、瀬田近辺の史跡を探訪します。(定員50名)
【予定コース】 近江国庁跡-堂ノ上遺跡-瀬田廃寺跡-建部神社-瀬田唐橋-西方寺

平成17年5月

ふるさと大津歴史教室
膳所焼と蘆花浅水荘
平成17年5月16日(土) 徒歩半日 (午後)

【予定コース】 膳所焼美術館、蘆花浅水荘(記恩寺)、粟津神社、膳所神社他

平成17年11月

ふるさと大津歴史教室
安土の町に戦国時代の面影を見る!
平成17年11月5日(土) バス1日

滋賀県下の関係機関と連携をとって開催する歴史教室の第1弾です。 今回は、安土町を訪れ、国指定特別史跡安土城跡と周辺の遺跡を見学した後、滋賀県立安土城考古博物館で開催中の特別展「蒲生氏郷の時代-戦国を駆け抜けた武将-」を特別展を担当された学芸員の方にご案内いただきます。

ふるさと大津歴史教室
栗東の史跡と里内文庫
平成17年11月12日(土) バス1日

栗東出土文化財センターと周辺の遺跡を、同センターの発掘担当技師の方にご案内いただきます。午後には栗東歴史民俗博物館を訪れ、担当学芸員の方とともに企画展「里内勝治郎と里内文庫」と里内文庫に関わる周辺史跡を見学します。


親子歴史講座

平成18年3月

春休み!親子歴史講座(第106回親子歴史講座)
古代の機織りに挑戦! 講師:横田 洋三(滋賀県文化財保護協会調査普及課技術主任)
平成18年3月25日(土)・26日(日) 10:00〜11:30

機(はた)織り道具や織物は、弥生時代の遺跡から出土しています。昔の人はどんな風に布を織って服を作っていたのかな。古代の機を復元し、それを使って布を織ってみよう。この講座は、2日間の連続講座です。両日ともご参加ください。

春休み!親子歴史講座(第107回親子歴史講座)
火おこし ファイヤー! 講師:青山 均(本館学芸員)
平成18年3月30日(木) 10:00〜11:30

ご飯にお風呂に暖房、マッチやライターがない時代、火をおこすのはこんなに大変だった! 昔の道具を使って火を作ってみよう。