大津市歴史博物館

展示・イベント

れきはく講座・講演会


講座日程

古文書解読集中講座(2回連続講座)
江戸時代の神領村文書を読む(1回目)

2025年9月7日(日) 13時30分~16時30分
古文書解読集中講座(2回連続講座)
江戸時代の神領村文書を読む(2回目)

2025年9月14日(日) 13時30分~16時30分
ミニ企画展「歌川広重の人物東海道」関連講座
歌川広重《東海道五拾三次》を読み解く ~大津を中心に~

2025年9月23日(火・祝) 14時~15時30分
企画展「れきはくの大津絵」記念講演会
大津絵と柳宗悦

2025年10月18日(土) 14時~15時30分
企画展「れきはくの大津絵」関連イベント・大津絵ワークショップ
スタンプで知る 大津絵キャラクターのアイテム

2025年10月19日(日) 10時~12時
企画展「れきはくの大津絵」記念講演会
大津絵を現代に伝える

2025年10月25日(土) 14時~15時30分
企画展「れきはくの大津絵」記念講演会
大津絵と信仰

2025年11月1日(土) 14時~15時30分
企画展「れきはくの大津絵」関連イベント・大津絵ワークショップ
江戸時代の技法を使って大津絵のカレンダーを作る

2025年11月3日(月・祝) 10時~12時
企画展「れきはくの大津絵」関連講座
アメリカの美術館における大津絵

2025年11月8日(土) 14時~15時30分
ミニ企画展「新知恩院の十六羅漢図」関連講座
羅漢図リレー講座 インド・中国・日本の羅漢図

2025年11月16日(日) 13時30分~15時30分
第948回れきはく講座
平安時代の仏像と往来する僧侶

2025年11月22日(土) 14時~15時30分
源氏物語入門講座(3回連続講座)
『源氏物語』に誘われて  ―逢坂の関、石山寺を中心に―

①2025年11月29日(土) ②2026年1月10日(土) ③2026年2月14日(土) 各日14時~15時30分

> これまでの講座・講演会の一覧


れきはく講座・講演会

古文書解読集中講座(2回連続講座)
江戸時代の神領村文書を読む(1回目)
講師:高橋大樹(本館学芸員)
2025年9月7日(日) 13時30分~16時30分

大津市神領地域には、江戸時代から昭和前期の古文書約4,000点が伝えられています(大野座所蔵)。特に江戸時代の古文書・古記録は、膳所藩による支配、瀬田橋管理をめぐる隣村との関係、行き倒れ人の対応など、神領周辺地域の社会世相を読み解くに欠かせない史料群です。本講座では、これら江戸時代の古文書・古記録を皆さんと一緒に読む恒例の入門講座です(くずし字の読解も行います)。なお、今回の講座は1回180分の集中講座となります(途中休憩有り)。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年8月26日(火) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

受付を終了しました。

古文書解読集中講座(2回連続講座)
江戸時代の神領村文書を読む(2回目)
講師:高橋大樹(本館学芸員)
2025年9月14日(日) 13時30分~16時30分

大津市神領地域には、江戸時代から昭和前期の古文書約4,000点が伝えられています(大野座所蔵)。特に江戸時代の古文書・古記録は、膳所藩による支配、瀬田橋管理をめぐる隣村との関係、行き倒れ人の対応など、神領周辺地域の社会世相を読み解くに欠かせない史料群です。本講座では、これら江戸時代の古文書・古記録を皆さんと一緒に読む恒例の入門講座です(くずし字の読解も行います)。なお、今回の講座は1回180分の集中講座となります(途中休憩有り)。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年8月26日(火) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

受付を終了しました。

ミニ企画展「歌川広重の人物東海道」関連講座
歌川広重《東海道五拾三次》を読み解く ~大津を中心に~
講師:藤井康憲氏(佐川美術館学芸員)
2025年9月23日(火・祝) 14時~15時30分

浮世絵風景画において名声をほしいままにした歌川広重(1797-1858)。その代表作《東海道五拾三次》シリーズが描かれたのは1833年頃といいます。当時は十返舎一九の『東海道中膝栗毛』を火付け役に旅行ブームの時代にありました。『東海道名所図会』や『近江名所図会』など、今日でいう観光ガイドブックも盛んに刊行され、大津の地も取り上げられています。本講座では、それらの刊行物を手がかりに、広重の《東海道五拾三次》シリーズのうち大津などに描かれた風景を読み解きます。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年9月9日(火) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

企画展「れきはくの大津絵」記念講演会
大津絵と柳宗悦
講師:白土慎太郎氏(日本民藝館学芸員)
2025年10月18日(土) 14時~15時30分

日本民藝館には柳宗悦が集めた大津絵が45点ほどありますが、描写が優れた18世紀前半までの作品が中心で、かつ独特の表装が施されていることが特徴です。それは、初めての体系的な研究書『初期大津絵』(1929年)を著し、民画と位置付けた柳の大津絵観と無縁ではありません。今回は、それらを概観しつつ、民藝の一分野である自然布を用いて大津絵を表装した、その斬新な柳の創造的民藝趣味や工夫についても考察します。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年10月7日(火) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

企画展「れきはくの大津絵」関連イベント・大津絵ワークショップ
スタンプで知る 大津絵キャラクターのアイテム
講師:山田真実氏(成安造形大学地域実践領域助教)
2025年10月19日(日) 10時~12時

大津絵の画題(キャラクター)を描く際に重要なのは、彼らが身に着けている道具やアイテムを理解していることです。様々な作風で描かれていても、同じ画題と認識できるのは、道具やアイテムが共通しているからです。参加者の皆さんには、まず興味を持った道具やアイテムのスタンプを選んでいただき、選んだ道具はどんな画題のものなのか想像してボディのスタンプと組み合わせて和紙に押してもらいます。その後、答え合わせの解説で、正しい組み合わせのスタンプも押して確認し、画題と道具の関係を学びます。
【定員】 25人 【申込締切】 2025年10月7日(火) 【参加料】500円 (カード会員割引なし)

企画展「れきはくの大津絵」記念講演会
大津絵を現代に伝える
講師:五代目高橋松山氏(大津絵師)、木津勝(本館副館長)
2025年10月25日(土) 14時~15時30分

大津市内を歩いていると、大津絵をさまざまな場所で見ることができ、日常の風景生活に溶け込んでいます。また、大津絵は「描く」楽しみもあります。戦後、市内には大津絵を描くグループが次々と組織され、活動は今に続いています。今回は、大津絵師・五代目高橋松山氏をお迎えし、おもに昭和以降の大津絵に関する動向や、現代に大津絵を伝える工夫についてお話しいただきます。
また、昭和40年代撮影の先代・四代目高橋松山氏の8ミリフィルム(映像作家・中島省三氏撮影)の上映をあわせて行います。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年10月7日(火) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

企画展「れきはくの大津絵」記念講演会
大津絵と信仰
講師:クリストフ・マルケ氏(フランス国立極東学院教授・京都支部長)
2025年11月1日(土) 14時~15時30分

江戸時代、本格的な神仏画を購入できない庶民に、故人の供養や諸々の祈願のための本尊として普及していたのが大津絵の神仏画です。近代以降は次第に世から消えていきましたが、地方では江戸時代の信仰(庚申講など)が残っている地域もあり、そこでは大津絵を現在も使用し続けているケースもあります。今回は、大津絵の神仏画と民間信仰について考察しつつ、現地調査を行った地方の大津絵神仏画の例についても紹介し、大津絵と信仰について概観します。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年10月15日(水) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

企画展「れきはくの大津絵」関連イベント・大津絵ワークショップ
江戸時代の技法を使って大津絵のカレンダーを作る
講師:日本大津絵文化協会会員
2025年11月3日(月・祝) 10時~12時

日本大津絵文化協会の会員の方から、大津絵の描き方を習いながら、半紙サイズの大津絵を描きます。3種類ほどの中からお好きな大津絵キャラクターを選び、描き終わったら、カレンダーの台紙に貼り付けて、自分だけの1点ものの大津絵カレンダー2026年版を作りましょう。
【定員】 25人 【申込締切】 2025年10月15日(水) 【参加料】500円 (カード会員割引なし)

企画展「れきはくの大津絵」関連講座
アメリカの美術館における大津絵
講師:鈴木堅弘氏 (京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター特別研究員)
2025年11月8日(土) 14時~15時30分

大津絵ファンにもあまり知られてはいませんが、日本絵画を所蔵している米国各地の美術館のコレクションには、大津絵が含まれているケースが多くあります。ただし、多くの場合、各美術館の学芸員は東洋美術担当であって、必ずしも日本美術の専門ではなく、日本美術の担当であっても大津絵に関する見識を持っている学芸員が在籍せず、美術館のHPにも登録されていない場合も多くあります。今回は、大津絵を所蔵している主な米国の美術館に赴いて実施した大津絵調査の概要とその状況、および見出された作品、とりわけ、新発見の大津絵について報告と紹介をします。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年10月22日(水) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

ミニ企画展「新知恩院の十六羅漢図」関連講座
羅漢図リレー講座 インド・中国・日本の羅漢図
講師:岩田朋子氏(龍谷ミュージアム教授)、 西谷功氏(花園大学准教授)、鯨井清隆(本館学芸員)
2025年11月16日(日) 13時30分~15時30分

羅漢とは「阿羅漢」の略で、尊敬を受けるに値する人を意味します。仏教の最高の悟りに達した聖者である羅漢は、修行者の理想として信仰を集めました。中でも仏法を護持することを誓った16人の弟子を「十六羅漢」、第1回の仏典編集会議(第一結集)に集まった弟子を「五百羅漢」と称し、数多く造形化もされました。
本講座では、古代インドから始まり、中国、そして日本へと受け継がれた羅漢信仰について3人の登壇者によって紹介します。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年10月29日(水) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

第948回れきはく講座
平安時代の仏像と往来する僧侶
講師:森瑞穂(本館学芸員)
2025年11月22日(土) 14時~15時30分

日本では、奈良時代末から平安時代初めに、中国から伝わった思想に基づく本格的な木彫像が各地に出現します。その背景には、奈良の大寺院で修行したのち、地方に仏事の指導者として赴いた僧侶たちが関わっていたのではないかと考えられています。
やがて、平安時代中期には、国司に頼まれて共に赴任地へ向かう僧侶が出現しました。国司お付きの僧侶たちは、富と権力を持つ国司の後ろ盾のもと、任地で寺社の造営や仏像の制作をおこない、儀礼を差配しました。彼らも、地方の仏像や仏教文化を考えるうえで重要な存在といえます。本講座では、そうした僧の代表例である天台僧谷阿闍梨皇慶に注目し、平安時代の地方における仏像制作の背景について考えます。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年11月5日(水) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

源氏物語入門講座(3回連続講座)
『源氏物語』に誘われて  ―逢坂の関、石山寺を中心に―
講師:家塚智子氏(宇治市源氏物語ミュージアム 館長)
①2025年11月29日(土) ②2026年1月10日(土) ③2026年2月14日(土) 各日14時~15時30分

第1回 『源氏物語』の基礎知識
第2回 逢坂の関の彼方此方
第3回 『源氏物語』と石山寺 ―作者を育てた千年の読者たち―
おおよそ千年前の平安時代に、紫式部によって執筆された『源氏物語』。紫式部が『源氏物語』を執筆したという伝承がある石山寺、賢木巻で和歌に詠まれ、関屋巻では重要な場所として描かれる逢坂の関など、大津市内にもゆかりの場所があります。本講座では、歴史的背景などを中心にゆかりの場所をご案内します。『源氏物語』を読んでみたいと思っている方、実は少し敬遠している方も対象とした入門講座です。

※源氏物語に関する月1回、3回連続の講座です。3回分をまとめて受付けます(1回のみの申込はできません)。
【定員】 100人 【申込締切】 2025年11月12日(水) 【参加料】500円 (カード会員は250円)

申込について

申込について

  • ホームページ上のweb申込(れきはく講座申込みフォーム)、またはハガキでお申込みください。
  • 1回の申込みで、複数の講座のお申込みができます。
  • 1回の申込みで、複数名のお申込みができます。その際は、「その他通信欄」に同行者のお名前をご記入ください。
  • 講座ごとに締切日が異なりますので、ご注意ください。
  • web申込の場合は、申込者のメールアドレスが必要です。各講座の「web申込はこちら」のページへ進み、注意事項をご確認のうえ必要事項を記入して、締切日までにお申込みください。
  • ハガキの場合は、普通ハガキに下記(1)(2)を記入して、締切日必着でお送りください。
      (1) ご希望の講座名と日付
      (2) 参加希望者全員の郵便番号・住所・氏名・電話番号
    【送付先】 住所:〒520-0037 大津市御陵町2番2号
  • 申込受付期間内に申込フォームが表示されない方は、メールでも受付しますので、下記のEメールアドレスへ、必要事項を記入してお送りください。Eメール:info@rekihaku.otsu.shiga.jp(講座申込み専用アドレス)※表示のアドレスをコピーして送信する場合は、@を半角にしてください。  

抽選と参加証

  • 申込み数が定員を超える場合は締切日後に抽選をおこない、その結果をお知らせします。
  • 当選・落選いずれの場合も、web申込(メール含む)の方にはご登録のメールアドレスへ、ハガキ申込の方にはハガキでお知らせします。
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  • 講座開催日の直前になっても結果が届かない場合は、博物館へお問い合わせください。

その他

  • 諸般の事情により、各講座は、中止あるいは内容が変更されることがあります。